ニキビと男性ホルモンの関係は

ニキビは、男性ホルモンが優位な状態になることで増えるとされています。男性ホルモンは、女性の体内でも作られ、反対に男性の体内でも女性ホルモンは作られています。アンドロゲンは、皮脂全体の約5割に相当するトリアシルグリセロールの分泌を促進すると言われています。さらに、角化細胞の増殖を促す働きを持っているため、肌の角質を増やしすぎてしまう異常角化という状態が発生し、毛穴が角栓によって塞がれるようになります。毛穴が詰まってしまい、そこに皮脂が溜まるとニキビが始まります。
すべてのニキビがホルモンの影響を受けるとは限らず、ニキビのできる部分によって判断されます。顔の側面やもみあげから顎にかけてのUゾーン、鼻の下、口の周りにニキビが出来やすい場合には、男性ホルモンが原因だと考えられています。特にUゾーンと口周りはホルモンの影響をうけやすい部位です。女性の場合は、ヒゲが生えない代わりにホルモンの影響によりニキビが発生する可能性があります。
ホルモンには、いろいろな作用があり、身体には欠かせないものです。しかし、バランスが崩れては身体に様々な不調があらわれるため、ほどよいバランスに整えるようにすることが重要になります。ホルモンのバランスを整えるためには、生活習慣の見直しが大切になります。
まず、食事です。食事は、健康な身体を作るための基本となり、特に良質のタンパク質は大事な栄養素です。女性ホルモンをアップさせ、ホルモンのバランスを整えるためには、女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンが含まれる大豆製品が適しています。また、ホルモンバランスを正常に整える働きのあるビタミンE、排卵期の女性ホルモンのバランスを整えるために摂りたいビタミンB6、身体を作るために必要な良質なタンパク質と良質な脂質が必要です。あわせて、酒や煙草は摂り過ぎては内臓など身体の様々な部分に負担をかけることになるため、ほどほどにするようにします。
ホルモンの分泌には、冷えが大敵となります。女性の場合は、特に腰回りは大事な部位となります。マッサージをしたり、入浴の際にはシャワーだけで済まさずに湯船に浸かって温まるようにするなど身体を冷やし過ぎないように注意します。運動することも血行促進の効果が期待できるため冷え解消にも効果が期待できます。他にも、ストレス発散などにも繋がるため、ストレッチや散歩など行いやすいものから初めてみることです。"